遠赤外線セラミックヒーター

製品概要

小型で効率の良いクリーンタイプの遠赤外線セラミックヒーターです。高精度の温度管理が可能なため、被加熱物の品質が向上します。高い放射率を持ち高効率な加熱ができるため設備がコンパクト化できます。あるいは生産量が上がり作業時間が短縮でき省エネとなります。

特徴

1	クリーン	遠赤外線放射釉で施釉された発塵の要素のないクリーンヒーターです。
2	良好な放射分布	表面が波型になっているパネルヒーターなため良好な放射分布を持ちます。
3	均一な温度分布	小型なため個々のヒーターの温度を変えることにより被加熱物の温度を高精度にコントロールできます。
4	時間短縮	被加熱物の表面と内部の温度差が小さいまま加熱できるので仕上がり時間を短縮できます。
5	高精度の温度制御	発熱体にセンサーを埋め込めるので、温度調節が容易です。
6	長寿命	発熱線が耐熱性セラミックに埋め込まれ劣化しにくく、さらに熱衝撃に強く対冷熱サイクルに強い母材を使用しています。そのため密着配列できます。

規格・仕様

	寸法	Ｗ数（２００V）	製品コード
R−１型	６５×２５０	400	ＭＫＲ−１４０N
		600	ＭＫＲ−１６０N
R−２型	６５×１２５	200	ＭＫＲ−２２０N
		300	ＭＫＲ−２３０N
		400	ＭＫＲ−２４０N
Ｆ−２型	６２×１２２	300	ＭＫＦ−２３０N
Ｆ−３型	１２２×１２２	400	ＭＫＦ−３４０N
		600	ＭＫＦ−３６０N

※Kセンサー付は末尾をKに変えてください。（例　MKR-140K）

形状

取付方法

温度特性

●測定条件：セラミックヒーター１ヶをＳＵＳ製反射板に下向けに取付、解放状態(オープンな雰囲気）で通電測定したものです。

●実機温度：トンネル炉や箱型炉では雰囲気温度が上昇することやヒーター同士の相互干渉があるため、炉内のセラミックヒーターの温度は下表より５０～１００℃位高くなります。従ってヒーターの温度制御をMax６００℃でする必要があります。